上三川 壁画ワークショップレポ

2016年、最初の記事は昨年3月のワークショップレポートです。
今更のレポートではありますが・・・(^-^;
初めて画家さんとコラボをして開催した、フレスコ画のワークショップのレポートです!

ワークショップを開催した場所は、栃木県の上三川町にある、「上三川のお家」。
recoのきくあつさんが運営する、コミュニティハウスです。
もと旅館という建物の和室一部屋を塗り替えるのことになったのですが…
ただ塗り替えるのではなく、地元の画家さんにも講師に来ていただき、ワークショップでフレスコ画へ挑戦する!ことになりました!

そもそも「フレスコ画」というのは、漆喰を塗った後、その漆喰が乾く前に、耐アルカリ性の顔料で描いた画です。
漆喰が硬化する過程で、顔料が壁に定着します。そのため、漆喰が生乾きの状態で描かなくてはいけません。
marumo工房はお客様たちの描く進行状況を見ながら、漆喰壁を塗っていくという作業をしました。

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こちらが施工前の様子です。
現場の初日は、既存の古壁剥がしを行い、シーラー等の下地処理を行いました。

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ワークショップの様子です。
画家の安部舞さんが指導をしてくれました!
顔料を水で溶き使用するのですが、「顔料の溶き具合」「漆喰の乾き具合」等を見極めながら、作業を進めます。

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今回のワークショップは大人だけでなく、お子様たちも挑戦!
絵を描くだけではなく、漆喰塗りも挑戦しています。

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左の写真は舞さん作。
今回のワークショップでは「○」をモチーフに描いています。
右の写真は、下地の漆喰で2色塗りをした様子です。
夕日に見立てて、鳥を描いてくれました。


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お子様も楽しんで描いていました。
なかなか部屋の壁に絵を描く機会ってないですもんね( *´艸`)

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こちらは大人作。
繊細です(´▽`*)

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こちらも大人作。

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施工前後の全体はこんな感じに仕上がりました。
普通の和室壁が華やかな壁になりました!
大人も子供も、皆さんが一緒になって楽しんでくれたワークショップです(^^)

上三川のお家では様々なイベントを行っているので、完成形が気になる方は是非訪れてみてください。
上三川のお家→https://www.facebook.com/kaminokawahouse

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